卵焼きで甘い辛いの境界はどこ?「境界調査バラエティーニッポンのワケメ」

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朝ごはんやお弁当のおかずとして大人気な卵焼き

そんな卵焼きの味つけについて

・甘い味付け
・しょっぱい味付け

とがありますが、これって地域により差があります。

で、「甘い卵焼き」「しょっぱい卵焼き」それぞれ好まれる地域を追ってみると、境界線に面白い結果が……!

食文化の境界線っていろんな食べ物にもあると思いますが、当然のことながら、みんな大好き「卵焼き」にも境界線は存在します。

・「お砂糖を入れて甘く」
・「ダシを入れてしょっぱめに」

あなたはどちら派ですか??
もしかして「甘い派」と「しょっぱい派」の境界線地区かもしれないですよ^^

卵焼きはちょっとした御馳走?

お菓子が豊富でなかった時代の子どもにとって、卵焼きはちょっとした御馳走だったそうです。

誕生日やお正月、加えて運動会といった行事のたびに出される料理の一つ。

卵焼きって今でも根強い人気がありますよね。

卵焼きは日本の食卓の人気者です。

でもそんな「卵焼き」には『甘い』と『しょっぱい』があり、

関東では、砂糖と醤油を加えて仕上げる「甘口」が一般的。

一方、

関西風はだし汁や塩などを使って味を調えるため、どちらかというと「しょっぱい」。

さて、いったいどちらが主流派なのでしょうか??

ダントツ人気は甘い味付け!

日本中で食べられている卵焼きなんですが、その味付けは様々

出典:ドコモ「みんなの声」好きな卵焼きは?

「みんなの声」にておこなわれた「好きな卵焼きは?」アンケートの結果の総投票数、16,203票によりますと

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総合1位となったのは、お砂糖で甘~く味付けでした。

なんとこの「お砂糖で甘~く」が全体の45%と約半数近くが回答する結果となり、そしてこの好みは、性別問わずまた世代も超えて支持されているそうです。

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全国的に甘口好みが多数派…でも…

「みんなの声」アンケートでは全国的に甘口好みが多数派といった結果でありましたが、「お砂糖で甘~く」以外の味付けを見てみると

  • おしょうゆだけで味付け:1367人(8%)
  • 塩だけで味付け:1114人(7%)
  • めんつゆで味付け:957人(6%)
  • マヨネーズで味付け:468人(3%)
  • ニラを混ぜる:432人(3%)
  • バターなどで洋風に
  • シラスやカニなどを混ぜる
  • 海苔を入れて巻く

などなど実にバラエティーに富んだ食べ方があるものです。

ですがいずれも、味付け的には「しょっぱい」系に分類されます。

都道府県ごとの傾向を分析してみると、東日本は軒並み「甘い」の得票率が高くなります。
その勢いは、愛知 ― 長野 ― 富山を結んだラインまで伸びます。

すなわち、東と西の食文化が混在する中部地方から、北陸が富山までが「甘い」圏内で、そこを境界に福井-岐阜-三重以西が「しょっぱい」圏内となっていきます。

塩分摂取量が全国一の長野でも、卵焼きに限っては85%以上が甘味を好む結果となっていたのは意外な結果でした。

正月料理の定番である「伊達巻き」も卵焼きの一種ですが、関西では甘さを控えたあっさり味なのに対し、関東では関西風の倍以上の砂糖を使うそうです。

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中国地方以西も「甘い」の支持率が高い。

関西では奈良県の76.5%を筆頭に「しょっぱい」の支持率が高かまったものの、さらに西へと進んで行くと広島や香川、九州各県などで「甘い」の支持率が高まります。

「しょっぱい」が多数派だったのは大阪と兵庫だけで、他県は「しょっぱい」優勢ながらも「甘い」との差は僅差でした。

卵焼きとよく似た料理に「だし巻き卵」がありますが、これはだし汁で味をつけます。

「だし巻き卵は塩や淡口醤油などで味付けするので卵焼きは砂糖を入れる」と区別されたかこのような結果になり、同じ関西圏でも京都や滋賀ではこの傾向が強く出ていますね。

 

鹿児島には「こが焼き」という、伊達巻によく似た甘い郷土料理があります。

材料は卵、豆腐、砂糖、魚のすり身(地域によってはジャガイモ)などで、四角に蒸して作られ、「日本の食生活全集・鹿児島の食事」(農文協)によると、南薩摩漁村では運動会や正月に必ずつくるごちそうだという。

そんな鹿児島のアンケート結果は、「甘い」が54.5%、「しょっぱい」が45.5%といった結果でした。