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北嶋絞製作所はへら絞りの最高峰!職人の手仕事でロケットの先端部分!超絶 凄(すご)ワザ!

日本の技術 この記事は約 5 分で読めます。 395 Views

東京の下町、大田区には数多くの町工場が集結しています。

その数およそ4000にものぼる言われれていて、しかも日本でも有数の先端技術を備え持つ企業が軒を連ねることでも有名ですよね!
 
 

“モノづくりの町”として知られる東京都大田区にある企業の中でも北嶋絞製作所は、“へら絞(しぼ)り”という金属の成形にかけては日本でトップクラスの技術を持っています。
 
 
今回、NHKの超絶 凄(すご)ワザ!「究極のボンベを作れ! 板金王決定戦」の放送で、北嶋絞製作所
が挑みます。
 
 
北嶋絞製作所
は、米航空機や人工衛星の部品、更にはH2ロケットの先端部品などに用いられる特殊な金属成形を得意としています。

高度な技術が必要となりますが、驚くことにそれらを作り上げているのが職人たちの手仕事ということ。
 
 
今回は、そんな北嶋絞製作所について調べてみました。

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北嶋絞製作所の企業データ

【社名】:株式会社北嶋絞製作所
【住所】:〒143-0003 東京都大田区京浜島2-3-10
【代表者】:代表取締役 北嶋 實
【事業内容】:各種金属板塑性加工全般へら絞り・プレス絞り・特殊形状絞りこれらに付属する加工並に板金加工一式
【資本金】:1600万円 従業員数:20名
Website:http://www.kitajimashibori.co.jp/

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北嶋絞製作所のへら絞りで金属が粘土のように形を変える

『ヘラ』と棒のことですが、このへらを使ってまるで、ろくろを使って粘土を成形していくようなイメージです。

金属の伸びる性質を利用した成形法で、高速回転させた金属に圧力を加え目的の形に加工していく技術がへら絞りです。
 
 

へら絞りという技術の始まりは、中性ヨーロッパで行われていた金属精錬の技術です。
 
 

へら絞りの場合、絞り機と呼ばれる横向きに高速旋回する回転軸がろくろの役割をします。

そこに円盤状の金属板をセットして、絞り機の回転中にへらを押し当てながら金属板を変形させていきます。
 
 

鉄、アルミニウム、ステンレス、銅、レアメタルなど、どんな硬質な金属でもへら絞りにかかればまるで粘土のように形が変わってしまいます。
 
 
北嶋絞製作所の職人たちは、直径3mを超えるような大きさのパラボラアンテナですら2~3人が息を合わせて、1つのへらで成形してしまいます。
 
 
北嶋絞製作所の専務、北嶋貴弘さんは、

「この技術には、へらに入れる力加減を体で覚えることが不可欠です」

と強調されます。
 
 

へらを使うときは、力を入れ過ぎると、金属が割れたり、切れたり逆に、力が弱過ぎると、成形に時間がかかるといった具合です。

短い期間で身につくような技術ではありません。
 
 

微妙なさじ加減は理屈ではなく、金属と毎日向き合う中で覚えていと言うことなんでしょうね。

北嶋絞製作所代表の北嶋實さんは

「北嶋絞製作所の職人たちは、金属音でも成形の状態を判断することができます。一人前になるまでには、約10年。熟練工ともなると、わずかな精度まで感知します」

と仰います。

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北嶋絞製作所では技術の安売りはしない

職人の手仕事によるへら絞りを行っているのは、なにも北嶋製作所だけではなのです。
 
 
では、他社を抑え北嶋絞製作所の技術が、なぜ業界ナンバーワンと評価されているのか?
それは、北嶋絞製作所に代々受け継がれた職人の志とチャレンジ精神が技術を高めてきたかです。
 
 
すなわち北嶋絞製作所の最先端技術は機械以上に緻密な職人技が支えます。
 
 

北嶋絞製作所の創業者は、戦前まで畳職人でした。

しかし終戦後に『これからはアメリカの文化がどんどん入ってくる』と言って、畳屋を廃業します。

長男である(先々代社長の)伯父を、へら絞りの工場へ住み込みで見習いに行かせて、今の会社を作ったそうです。
 
 
1947年の創業当初は、鍋やフライパン、やかんなどの日用品をへらで絞り、技術を磨きます。

そういった道のりを経て、金属の特殊な成形にも取り組むようになっていきました。
 
 
どんなに成形が難しく、他の工場ではすべて断られた顧客が北嶋絞製作所に訪ねてきたときは、
『とにかくやってみよう』という姿勢で請け負ってきました。
 
 
北嶋絞製作所では、ときには顧客の要望に応じるために機械をも改造することがあるそうです。

常に新しい仕事に挑戦し、いろいろな金属の取り扱いや成形を経験したことが、今の技術につながっているんですね。
 
 

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北嶋絞製作所まとめ

北嶋絞製作所は、現在職人によるへら絞りだけではなく、量産のため 『自動絞り』という機械も導入しているそうです。
 
 
ただ、100~200個程度の少量生産では手仕事で行うそうです。

何より職人による手仕事の方が、機械以上に高い精度を持ち複雑な成形を実現しますかね。
 
 

北嶋絞製作所の代表北嶋さんは

「うちの製品は他社より高価と言われるが、それは職人の手仕事に絶対の自信を持っているから。技術の安売りは絶対にしません」

と言い切ります。
 
 
確かな、『技術に裏打ちされた町工場のプライド』こそが、ものづくり日本:メイド・イン・ジャパンのほこりだと思います。


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