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近藤博子のこども食堂ブームの背景に日本の貧困?こどもの食堂とは違う?カンブリア宮殿

生活 食べ物 この記事は約 7 分で読めます。 706 Views

こども食堂が社会運動のトレンドになりつつあります。

報道によれば、全国で300か所以上が確認されていて、そのうちの285か所はこの2年間の開設なのだそうです。

これは紛れもなくこども食堂が社会運動のトレンドになりつつあると言っても良いでしょう。
 
 
では何故、これほどこども食堂がブームになるのかその背景には
 
 

経済的な理由から、家で満足な食事を取れない子どもに暖かい食事を提供する――。
 
 

といったものが浮かび上がってきました。

日本に貧困があるのか実感が湧かないが、こども食堂の趣旨に賛同した地域のボランティアや子育て支援などに携わる大人が運営に参加しているとのこと弟子食べてみました。

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日本の現状は先進国の中では突出して、相対的な貧困状態にある子どもが多いそうです。

特に大人が一人の世帯では相対的貧困率が50.8%に達していて、

平成26年度版「子ども・若者白書」によれば、
「子どもの相対的貧困率はOECD加盟国34カ国中10番目に高く、子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率はOECD加盟国中最も高い」そうですね。
 
 

そのような現状を踏まえ、広がり続ける子どもの貧困に心を痛めている人は多いです。

「親の責任だ」と非難したところで子どもたちの状況が改善するわけでもなく、少子化が進む中での貧困率増加は、日本の将来像にも影を落とすわけです。
 
 

こうした中、子どもの貧困対策として注目を集めだしたのが「こども食堂」。

食材は寄付、調理は地域のボランティアが手掛けることが多く、無料または数百円で食事が提供されます。

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こども食堂の誕生

近藤博子さんはあるとき、知り合いの小学校副校長から、
「給食以外は、毎日バナナ一本だけで過ごしている子どもがいる」
という話を聞ききました。
 
 
その話を聞いて、近藤博子さんは何かできないかと考えているうちに1年半が経ち、その子は児童養護施設に入所してしまったそうです。

近藤博子さんはその子に何もできなかったと思う中で、他にもいるはずのそうした子どもたちが安心して来られる食堂を開こうと思い立つわけです。

ファミレスでも、子ども一人ではなかなか入りづらい。
地域の中に子どもが一人でも行ける場所は、案外少ない。
家庭と学校でも、子どもによっては自分の居場所を見出しにくい。

さまざまあったうえで、そんな子供たちでも気安く集めれる場所を提供したい!
それで「こども食堂」。
 
 

いつも、利用する子供たちに向けて
「この場はあなたが来ていい、あなたを歓迎する場なんだよ」
という思いが盛り込まれ結果が「こども食堂」という名前の経緯となっています。

近藤博子がこども食堂を立ち上げた経緯

もともと歯科衛生士だった近藤博子さんは、歯の健康を通じて「食べる」ことに関心を持っていました。

そこで、つながりのある農家などから食材を調達して週末だけ配達する小さな宅配事業を始めるのですが、あるおばあさんか「平日もやってくれないか」と頼まれ、ニーズがあるならと店舗販売の「気まぐれ八百屋」を始めます。
 
 
あるとき、自分の高校生の娘が「数学がわからない」と言い出したため、知り合いの教師OBに相談したところ、夏休みの間、勉強をみてくれることになりました。

それで自分の娘だけではもったいないと、知り合いの子どもたちも声をかけて、低額の補習塾を開くことにしたのが「ワンコイン寺子屋」
 
 

「ワンコイン寺子屋」が新聞に取り上げられ、それを見た教育経験者からのボランティアの申し出があったことから、子どもたちが宿題を持ちより、無料で見てもらう場を開いたのが「みちくさ寺子屋」。

そうやって生まれた数々の「プチ企画」の延長戦上に「こども食堂」が生まれてきました。

 
 

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子ども食堂とは

貧困家庭の子ばかり集めるところ?
こども食堂は子供の食堂ではない?
 
 

・「貧困家庭の子ばかり集めるなんて、子どもがかわいそうじゃないか」
・「子どもの貧困は親の責任。他人が介入すべきではない」

こども食堂がブームとなり広がっていく半面で、もともとの定義が誤解されだし反発が生まれてきているそうです。

確かにとらえ方によっては
「こども食堂というと、貧困家庭の子どもたちを集めて食事をさせるところ」
と、と思われそうですね。
 
 

こども食堂の発案者である近藤博子さんが言われるこども食堂とは
「こども食堂とは、こどもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂」。
それだけ。

「こども」に貧困家庭という限定はついていない。
「こどもだけ」とも言っていない。

大事なことは、子どもが一人ぼっちで食事しなければならない孤食を防ぎ、さまざまな人たちの多様な価値観に触れながら「だんらん」を提供する場所がこども食堂だったんです。
 
 
だから、一人暮らし高齢者の食事会に子どもが来られるようになれば、それも「こども食堂」となり、誤解されているような子どものための、こども専用食堂ではないのですね。

 
 

孤食をわびしく感じるのは、子どもだけではないです。

若者もお年寄りも、仕事で疲れて食事をつくる元気の出ない母親や父親も「今日はちょっと食べに行こうかな」と寄れる場所が「こども食堂」なんですね。

 
 
そんな集まりの場所なので、
・子どもは食事後に遊んでもらったり、
・ちょっと勉強を見てもらったり、
・母親や父親は人生の先輩たちから子育てのアドバイスを受けたり、
・地域の子育て情報を交換したり、
・お年寄りは、子どもと遊んであげることを通じて子どもに遊んでもらったり、

より多くの人たちが「自分の居場所」と感じられるようになることが理想なんです。
 
 

人々が交差するときに、ただすれ違うだけでなく、ちょっと留まることによって生まれる“場”が、近藤博子さんのこども食堂のイメージなんだそうです。

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子ども食堂 課題

さまざまな思惑が込められ、利用者に応じて用途が多様化する「こども食堂」

それはもう、「こども食堂」といった響きから人々がふつうにイメージするものとは違うかもしれないですよね。
 
 

だから近藤博子さんが、今「こども食堂」ブームを歓迎しつつ心配していることが、そこから派生する勘違いを生み出していくことなんですよね。

「こども食堂は、こどもの食堂ではない」ということ。

 
 
何事でもそうなんでしょうが、が急速に広まり、普及する過程というものは、どうしても先駆者が込めた思いというのものからズレて行ってしまうのが常だからです!

 
 
実際にこども食堂の現場を見た人はイメージとのギャップを指摘します。

・「貧困家庭の子どもがどのくらい、来ているか分からない」
・「困っている親子というより、安く健康的な食事ができるから来ている普通の親子が多い」

そして、


「どこか適当にマンションの一室でも借りて、子どもを集めて食事させれば補助金が出るんでしょ?」

「こども食堂って、子どもをダシにして、自らの食い扶持を確保しようとするうさんくさい人たちがやってるんでしょ」

といった無用の偏見と反発を生み出す可能性すらあるわけです。
 
 
「こども食堂」というネーミングがなければ、こども食堂がここまで広がることはなかったでしょう。

「こども食堂」は「こどもの食堂」ではなくもっと多様で、雑多で、豊かなものなんです。
 
 

まとめ

「個で生きている人」が、つながるきっかけになるこども食堂。

社会との接点が少ないまま、個で生きている人は多い。

困っていても、人に頼らず生きようとする人が多いし、支援を求めても自己責任と言われがちな風潮を知っているから、傷つかないようにすると支援を求められない。

横のつながりという言葉はよく聞きますが、どうしたらいいか分からない人が多いのが実情です。

でも、ここで一緒に御飯を食べることで、つながることができます。
大事なのは支援の敷居をいかに下げるか。

子どもの問題は親の問題であり、地域の問題。続けることに意味があると思います。


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